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台所事情が苦しくなった理由

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こんばんは、ちはるです^^

本日はほぼ1日中
ボス弁護士が不在でした。

やっぱりいない方が仕事がはかどる〜

いや、機嫌がいいなら
もちろんいてもらった方がいいんです。

聞きたいことも聞けるし
指示もすぐ返ってくるので
効率がいいからね。

でも不機嫌を撒き散らされるぐらいなら
いない方が集中できる(笑)

そんなわけでボス弁護士が不在のため
本日は面接はナシでした。

面接ネタの話ができないので
今日はうちの法律事務所の
台所事情についてお話しましょう〜

「弁護士」と言われれば
高給取りをイメージしますよね。

実際、稼ぐ弁護士はすごく稼ぐ。
でも食べていけないぐらいの弁護士もいる。

その差はかなり広がっています。

昔に比べて弁護士の数も増え
もはや「資格がある」だけでは
食べていけない職種になったんですよね。

ま、当たり前の話なんですけど^^;

これまでが甘すぎたというか
守られすぎていた業界ですから。

じゃあうちの法律事務所は
どっちなのかというと…

稼げてない方

です。
今年の夏のボーナスがゼロだったので
もうおわかりですよね^^;

私がこの事務所に入った頃から
約5年ぐらい前までは
そうでもありませんでした。

それなりに利益も出て
ボーナスも出てたし。

どうしてこんなに苦しくなったか。

その理由はハッキリしていて
破産管財業務の影響です。

明らかに数が激減しました。

「じゃあ増やせばいいじゃん」

と思われるかもしれませんが
破産管財人というのは以前書いたように
「裁判所から選任されてなるもの」

つまり選任されるかどうかは
裁判所次第なんですよね〜^^;

一応弁護士会から
破産管財人候補者みたいな
リストが渡されているみたいです。

でもそこから裁判所がどういう基準で選んでいるのか
公開されていません(当然か^^;)

経験値とか実績
案件の性質や規模で選んでるんだろうな…

ぐらいしかわかりません。

大型の倒産事件だと
倒産法のスペシャリストの弁護士や
大手法律事務所の弁護士が選任される傾向だな…

ぐらいです。

うちのボス弁護士も
一応倒産系を専門とする弁護士
ということになってます。

ボス弁護士は

「◯◯裁判所の◯◯支部では
候補者名簿の頂上は俺の名前だ」

と言ってますが、あくまで自称(笑)

自称ではありますけど
完全な自惚れというわけでもないらしく
昔はかなり選任されてる方でした。

それが、ここ最近パッタリと…(;´д`)

皆無というわけではありませんが
明らかに数が減りました。

そりゃね〜裁判所にしたって
「慣れている弁護士」ばかりに
振るわけにもいかないと思いますよ。

若手の弁護士にも振らないと
後が続かなくなるわけだし。

でも数が減っただけでは
必ずしも苦しくなるとは限らないんです。

このあたりは
破産管財人がどこから報酬をもらうのか
に関わってくるところ。

ちょっと長くなったので
続きはまた明日^^

本日もありがとうございました。

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